阪神タイガース2020年総括
皆さんお疲れ様です。
本日阪神タイガースの2020年レギュラーシーズンの全日程が終了しました。
今年の阪神タイガースの成績は
120試合 60勝 53負 7分 勝率 .530 首位巨人と8ゲーム差の2位
というものでした。
この成績というのはとても素晴らしいものだと思います。
コロナウイルスという未曾有の危機が人類を襲い、プロ野球を開催できるかさえ危ぶまれ、練習や調整も難しかった状況の中のこの成績なのですから。
特に阪神は開幕スタートダッシュに失敗、いや、大失敗したにもかかわらずそれを跳ねのけました。
投手陣は去年の主力だったPJ、ドリス、球児を欠く中先発、中継ぎ、抑え、全員本当に安定した成績を残してくれました。
そして何より嬉しいのが藤浪晋太郎の復活です。
ここ数年思うようなピッチングができていなかった彼ですが今シーズンは間違いなく
「これが藤浪晋太郎なんだ!!」
というピッチングを見せてくれました。
本当に来年が楽しみです。
野手陣はなんと言っても大山悠輔の台頭です。
阪神ファンが待ちに待ちに待ちに待ち望んでいた待望の和製生え抜き大砲です。
残念ながらタイトル獲得とはなりませんでしたが間違いなく来年もやってくれることでしょう。
しかし一方で課題も存在します。
まずはエラー数。
12球団ダントツです。
しかも特定の誰かがエラーするのではなくみんな、投手も野手もみんなみんなエラーしていました。
守備固めで出てきた選手が平気でタイムリーエラーを披露した試合も何度も何度も見ました。
これでは何を固めているのかわかりません。
ここを直さなければ優勝なんてできません。
もう一つの課題は読売ジャイアンツに勝てないこと。
今シーズン阪神は巨人以外のセリーグ4球団に勝ち越していますが、巨人に対しては8勝16敗です。
つまり、巨人に勝たなければ優勝なんてできないのです。
巨人との差はやはり先ほどもあげたエラー数。
ミスで相手にチャンスを与えて負けるという試合があまりにも多すぎます。
前回の優勝から今年で15年。
来年には16年になります。
85年から03年の18年にもうそろそろ届こうとしています。
ファンは優勝を待ち望んでいます。
2位以下からCSを勝ち抜いて日本一なんかではなくレギュラーシーズン1位からの日本一を待っています。
来年こそ、来年こそ歓喜の瞬間に立ち会えることを信じて。
来シーズンもよろしくお願いします。